放射能デマを信じるように円周率デマを信じる津田さん
@MUNAKATA_Akiko ゆとり教育で小学校で円周率はだいたい3でよい、と騒がれていた時に、円周率の近似値を計算させる問題が東大の2次試験で出たのがシビれますなぁ。ゆとり教育の学生はうちには要らないというメッセージが含まれている、というのはドラゴン桜の受け売り。
— 津田クモスケ和俊 (@kaztsuda) 2011年3月4日
「円周率が3」はデマである。東大の出題意図は定かではないが*1、津田さんのように我が意を得たりとばかりに持ち出す馬鹿が相当数いたのでデマの拡散・強化に一役買ったのは間違いないだろう。
(教育問題って、何故か素人さんでもいっちょかみできると思われがちなんだよなあ。もちろん、素人の思い付きでは、実効性もなくたいがいは改悪にしかならない)
— 津田クモスケ和俊 (@kaztsuda) 2019年11月19日
至言である。ちなみに津田さんはデマについても数々の素晴らしいお言葉を残されているので必見である。
放射能デマを共感だけで支持する人のように学力低下に共感する津田さん
福本先生:入試は絶対に必要。読み書きそろばんのできない学生は大学に来るな
— 津田クモスケ和俊 (@kaztsuda) 2011年11月13日
(よっぽどゆとり世代で苦労してるんだな)
— 津田クモスケ和俊 (@kaztsuda) 2011年11月13日
放射脳を思わせる一般人のパニックとは裏腹に、ゆとり教育の前後に実施された学力調査でゆとり教育による学力低下を支持するものは殆ど無い。唯一TIMSSの第8学年数学においてゆとり期間中の有意な得点低下が見られるが、TIMSS1999からTIMSS2019までの20年間で日本の順位は一貫して韓国・香港・台湾・シンガポールに次ぐ5位となっており高水準の学力を保っている。
低線量被曝による放射線障害を怖がるように教科書のページ数減少を怖がる津田さん
ヨメ実家で小学6年生のうちの子のいとこの使ってる教科書見せてもらったけど、あまりの中身の薄さに驚愕! これは確かにお受験しなくても塾にでも通わせないと、パッパラパーの子になるわ。これでもゆとりから脱却したというんだから、ゆとり時代はどんなだったんだ。。。
— 津田クモスケ和俊 (@kaztsuda) 2012年8月12日
@kaztsuda 《パッパラパーの子になる》とはどういう意味ですか?ひとり数学の教科書の厚さが、子供の全人的な素養に影響を与えると思っているのですか?そのような物言いは現代の若年層に対する中傷でしかありません。
— 後藤和智@既刊のご購入は固定ツイートから (@kazugoto) 2012年8月12日
ズバリ、教養不足。だって小学校6年の歴史の教科書で、武田信玄も上杉謙信も毛利元就も、登場しないんですぜ?! (ちなみに見てるのは教育出版の小学社会6上) @kazugoto 《パッパラパーの子になる》とはどういう意味ですか?
— 津田クモスケ和俊 (@kaztsuda) 2012年8月12日
小6の歴史の教科書で源平合戦がたったの2ページで済まされることに驚いたけど、気を取り直して理科の教科書を見ると、ムラサキキャベツの色素を抽出して酸アルカリの色の変化を調べる様子を取り上げていた。確かにキャベツならアサガオと違って通年で手に入るから、色々気を使ってるのはわかった。
— 津田クモスケ和俊 (@kaztsuda) 2012年8月12日
小学校第6学年で戦国武将(群雄の割拠)が正式に取り扱われるのは68年改訂学習指導要領のみであってむしろ例外である。小学校における戦国武将の扱いが小さいのは「人物学習」自体が論争の対象となってきたこと、児童・生徒の興味を引く教材であっても歴史学習の本旨からは外れていること、フィクションによって醸成された一般の認識とは異なりその実態は不正確な部分が多いこと、等々の理由があるがここでは割愛する。
また、以下の表は1971年から2011年までの小学校第6学年社会科の教科書のページ数の変遷である。見ての通り1単元(1コマ)あたり約2ページであるのはこの40年間変化していない。恐らく津田さんは自分が受けた教育も全て忘れてしまったのだと考えられる。歴史学習=戦国武将だと思っているのも納得である。ちなみにゆとり期間中も資料集等においては戦国武将が取り扱われている。
付言すると、上表のページ数減少と学習内容・授業時数の削減率は一致していない。これは70年代以降に詰込み教育へのバックラッシュとして学習内容の削減が求められ、教科書がその槍玉として挙げられた結果、教科書と問題集、或いは資料集との分離が進められたことが背景にあるのだがここでは割愛する。まあ何も考えずに厚い教科書を有難がるパッパラパーがいるのだから何も考えずに薄い教科書を誉めそやすアッパラパーがいるのも道理である。
ちなみに津田さんは言葉の使い方についても大変厳しいお方である。
「ネトウヨ」と同じく、日本語のカタカナ4文字の略称にしてしまった時点で、もう語源本来の意味から逸脱していると思った方がいいんじゃないでしょうか ^^
— 津田クモスケ和俊 (@kaztsuda) 2019年7月22日
うるさい人に「あなた、その言葉、どういう意味で使ってます?」とたまに聞くことありますが、ちゃんと答え返ってきたことないですヨ!
「エア御用」とか「ネトウヨ」といったヘンテコワードの用法に強い違和感を覚えることについてもそうなのだが、おれずっと理工系の教育を受けていた人間のはずなのだけど、言葉の本来の意味と用例については本来「文系」の人らの方がセンシティブであるはずじゃないのかなぁ。違うのかなぁ?
— 津田クモスケ和俊 (@kaztsuda) 2017年8月10日
放射能デマによる謂れなき差別に心を痛める津田さん
と、ゆとり教育と、センター試験の軽視が、こういった「偏った」人間をつくりだしてしまった、と確信しましたね(笑)
— 津田クモスケ和俊 (@kaztsuda) 2019年1月6日
しかしこれなぁ、ゆとり世代の若者が物を知らないというのは、本人だけの責任とも言い切れないので責めるのも酷かもしれないが、出版社の編集の担当者が常識を知らない、というのは、ちょっと致命的だよなぁ。逆に言えば、だから幻冬社からしか出せない類の書籍、なのかもしれないが。 https://t.co/Fyhb3penzR
— 津田クモスケ和俊 (@kaztsuda) 2019年1月7日
と、この編集担当者も実はゆとり世代、という可能性もあるか。。。
— 津田クモスケ和俊 (@kaztsuda) 2019年1月7日
(でなきゃ、あんなものを信奉したりしないよなぁ。。。)
わざわざ写真に出しているので堂々と引用するけど、実際には「士農工商」ではなく「武士」「町民」「百姓」という括りだったとツッコミが入ったであろうこのタイミングでさえ、「農工商の間に身分上の差があったかどうかは議論が分かれるところ」と負け惜しみを書いているあたりが、ゆとり世代。
— 津田クモスケ和俊 (@kaztsuda) 2019年1月8日
ゆとり教育がこんな大人を生み出してしまった、と考えると、ホント、寺脇研の罪は重いと思います (~o~)
— 津田クモスケ和俊 (@kaztsuda) 2019年1月9日
特に何の根拠も提示されていない差別的発言。ちなみに津田さんは差別問題についても一家言を持っておられます。
福島がいわれのない差別を受けない教育をお願いしたい。福島県だけではなく県外についても差別をなくす教育が必要。
— 津田クモスケ和俊 (@kaztsuda) 2012年11月10日
福島民報の早川さん。放射線に対する一定の知識を持っていないと差別や風評被害を産んでしまう。教育に関しては福島県だけに留まる問題ではない。
— 津田クモスケ和俊 (@kaztsuda) 2012年11月10日
伴先生。専門家としては教育に関しては後方支援にあたるべき。みなさんの話を聞いて差別の問題が大きいのに心を痛めた。アプローチのしかたに課題はあるものの、全国に広げていく必要がある。
— 津田クモスケ和俊 (@kaztsuda) 2012年11月10日
放射線教育は始まったばかり、自然にルーチン化されるまではまだまだ。それまで差別などが無くなることを望む。子供たちにも、酷い言葉を投げかけられた時には、毅然として対応できる子供に育って欲しい。
— 津田クモスケ和俊 (@kaztsuda) 2012年11月10日
福島の子供たちが差別を受けることを恐れている。これは前回、前々回のダイアログとは違う観点からの問題。汚染地域に育った子供たちが結婚できるのか、といった親の不安。(大越先生)
— 津田クモスケ和俊 (@kaztsuda) 2012年11月11日
まだまだありますが面倒臭くなったのでここで一旦終わります。後は当人とのやりとり(反応してくれれば)をここに追記する予定です。まあこの手の自称理系の人って理性的で客観的で科学的な自分がアイデンティティだったりするので誤りを指摘されるとすぐキレるんですけどね…
*1:この問題の出題意図については以前東大に問い合わせたことがあるが返信は無かった。